工芸を巡る旅 1

金曜日から4泊5日でうさ村さんと共に出かけていました。
うさ村さん曰く、一週間以上周ったような濃ーい旅でしたので、
日が経ってしまう前に、さくっと旅の記録だけでもお伝えします。

(あさってからは、「クリスマスに工芸を灯して」という
モリモリ展なので、きっと記事アップできなそうですし・・)

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早朝、南紀白浜へ飛行機で。
空港では、陶芸作家の中本純也さんが迎えてくれました。
初めて訪ねたのは、たぶん2002年。
その後数回をお訪ねしましたけれど、今回は5年ぶりくらいでしょうか。

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土壁塗りのお住まいは、ますます味わいを増しいました。
手作りの下駄も素敵です。

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薪ストーブに火をつけてくれる純也さん。
姿勢、佇まいが美しい方なので、なんだかお点前のよう。。

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二年前、焼き締めからすっかり白磁に制作を変えられた中本さん。
自らの器でお茶を入れてくださいました。

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こちらは、別の時間に入れてくださったコーヒーの準備。
すり鉢で、がりがり豆を摺ってからハンドドリップで。

画像がないのですが、久しぶりに同じく龍神村在住の綿布を織る
菅野あゆみさんとも再会。
あゆみさん、深々とした藍に染められた以前より細番手の糸で、
新境地の布づくりをされていました。
このことも、いずれ詳しくご紹介させてくださいね。

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あゆみさんも加わって、中本家でお夕飯。
陶磁器はすべて純也さんのもの。
同じく陶芸作家の理詠さんの手料理が映えます。
その後も鍋が始まり、会話も含めておいしい時間が続きました。

この日は、五右衛門風呂に入り、一泊させていただいて。

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新しい窯の前の純也さん。
お訪ねするたびに作り替えていた穴窯から、ようやく安定してたどり着いたこの窯。
この10年強のことだけでも、お伝えする文章を書くのに数時間かかってしまいそう。
来年の初夏にヒナタノオトで展覧会を開きますので、
その節にあらためて、ゆっくりと。。。

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今回も少し器をいただいてきました。
近日中に店頭にお出ししますので、ぜひお手にとってご覧ください。

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土曜日、前日の雨もあがってお日様に恵まれた龍神村を、
大阪に用事があるからと、車に便乗させてくださって、一緒に上ることになりました。
おいとまする際に撮った最後の一枚。
光の祝福に包まれているような工房。

今回、どうしても中本家を訪ねたかったのですね。
原点に還ってみたいというような。
表面のさざ波に目や心をとらわれず、はるか遠くの確かな光に向かって
じっくり漕ぎ続ける純也さんと理詠さんにただ会うだけで、きっと満たされる。
そう思ってきましたけれど、一日半、一緒に、わはは、わははと笑い続けながら、
さまざまなことが洗われ、まさにこんこんと泉は満たされていきました。
そして、言葉だけでは伝わらないものをうさ村さんにも体験したもらいたい
と思って同行してもらいましたけれど、さあ、どのように感じたことでしょうか。

お手製!のお住まいや工房の写真もたくさん撮らせていただきましたので、
いずれ機会を見て、(来年の展覧会前になるかしら?)ご紹介しますね。