春分の朝

21032014a

春分の朝。

創造者には、愛を持って向かい合ってくれる他者からの
作品に対する批評や評価が何よりも支えになる。
創造者と、創造を深く理解する人たちとの出会いのある場。

この朝、何気なく目に入ってきたフレーズを自分なりに翻訳してみた。
そうだ、ギャラリー・ショップとはそういう場のはず。

販売はひとつの結果であって、
販売だけの場になっては、何の意味もない。

「明日からが楽しみです」

徹夜明けの赤い目をこすりながら搬入に来られた作者は、
疲労困憊のはずなのに、作品を並び終えると、
なんとも爽やかな笑顔を残して帰って行った。

創りだしたものを、他者はどんな風に感じ、応じてくれるのだろう。
それを心を開いて受け取るために、展示をするのだね。
それをこそ、楽しみと言い切って帰っていったのだ。

何だかガツーンと効きました。
創造者と、創造を深く理解する人たちとの出会いに恵まれるように。
私たちの仕事は、そのためにあるのだと。

春分の日の朝に。
(photo: Denmark bornholm 2000)