ここにいよう。

21日(月・祝)「日本橋ふくしま館MIDETTE」へぜひどうぞ!
ヒナタノオトのすぐ近く。
JR新日本橋駅の方です。

私の身体整えの先生が、ご両親ゆかりの福島のこのアンテナショップで
桃などの販売!をされるのです。
震災後もずっと福島に通われてダンスを通じて力になろうと励まれている方なのです。
よろしければ、ぜひヒナタノオトと合わせて、お寄りになってみてください。

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先生のお名前は、佐藤道代さんといいます。
道代先生とは、ニッケのお庭で出会いました。
ちょうどgalleryらふとを開いている日で、
偶々初めて来られたにもかかわらず、
すっと作品の世界に入られた姿が凛として美しい佇まいの方でした。

帰り際に、今度の日曜美術館に出ますので見てくださいね。
と謎のコメントを残されて。。。
なんで日曜美術館に出ているんだろう??
と不思議に思ったのでした。

それはギリシャ彫刻の特集の回でした。
シルクのチュニックをまとって躍動的な彫刻の姿を、
ダンスで表現しているのがその方でした。
ああ、それで美しい立ち居振る舞い、姿だったんだな、
と合点がいきました。

そして、もうひとつ、個人的にびっくりしたこともありました。
案内状希望に書いてくださった住所がどうにも見覚えのあるものだったのです。
それは当時父が暮らしていて、私も毎週通っていたホームとほぼ同じ。
後でわかったのですが、斜向かいのお宅だったのです。
身体によいことを何かしたい!
そうかつえていた私には、その偶然は必然のものとなったのでした。

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先生はモダンダンスの母と呼ばれるイサドラダンカンダンスの
日本大使として活動されているのですが、
ダンスの基としての身体についての学びも深くされていて、
イデオキネシスというイメージ・筋肉上達法を中心に、
ヨガや整体法などさまざまな学びを基にした
身体の整えの時間を作ってくださっています。

スーパー頭脳の持ち主の方ですが、それと同時に芯から優しくチャーミングな方で、
ご自身も庭仕事を楽しまれ、大地から栄養を吸い上げて身体に通し、
その身体に光を存分に受け止めていくという感性レベルのイメージと、
骨と筋肉のあり方の理論的な方法論の両輪が、とっても私には心地よいのです。

途中父の介護で時間がままならなかったときはお休みをしていましたけれど、
この春からは、うちのスタッフ数名も一緒に「動きの学び」という
レッスンの時間をいただいています。

それぞれが腰や首といったウィークポイントをみてもらいつつ、
自らの身体が一茎の花、一本の樹木になったようなイメージでの呼吸法で、
心身の整えを行っていますが、終わった後には、身体はもちろん、
なんとも宇宙とつながったような心がふんわり満たされる感じがしています。

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その道代先生からいただいたメールに素敵な文章がありました。
ニューヨークで師事されていたメアリー・アンソニー先生(97歳)の
メモリアルにちなんでの文章です。
一部をこちらにも転載させていただきますね。

『メアリー先生は、いつお会いしても、自分自身であり、
その場にしっかりと存在している方でした。

今や、コンピューターや携帯の普及で、
人といつでもヴァーチャルで繋がる事は出来ます。
でも、果たしてどの位の人が、生身の人を目の前にした時に、
自分自身でその場にいて、コミュニケーションをとっているでしょうか。

毎日のダンスの練習とクラスを通して、ひたすら身体を感じ、
「ここにいよう」と思います。
骨盤底と横隔膜を使って息を深く吸い、
「ここにいよう」とするだけで、余計な思念や動作が減ります。
メアリー先生に心から感謝し、伝えてゆきたいと思います。』

ここにいよう。

そうだ、ほんとうにそうだ。
自分の身体にちゃんと居よう。

そんな風に思います。
力以上に忙しくしていて、あちらこちらになりがちな心は、
なかなかそうはなってくれないけれど、
せめてこの言葉をときどき思い出して、心地よく深呼吸をしようと思うのです。

でも、いい言葉ですよね。
ここにいよう、って。

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道代先生、HPをリニューアル予定とのことですので、
記事の更新があまりないのですが、プロフィールはこちらです。
→ 
ちなみにご主人はアメリカ人の物理学博士。
ニュートリノ天文学、物理学を東大で研究されています。
重力が、私達の身体や、物体間にどのような作用をしているか?
(わたしには一番苦手な分野・・!)というようなお話会も道代先生のスタジオでされています。
そして4歳になる愛らしい男の子のお母さんでもある道代先生、
引き出したくさん持っていらっしゃるのです。
先生の身体理論を私なりにかみくだいてやわらかくまとめてみたい!
そんなこともひそかに希っているのです。
(あ、ここに書いたらひそかじゃなくなっちゃいますが)