龍神村に戻った中本純也さんから追加作品が届きました。
今回、アイテムを絞って最初に送ってくださったようですが、
お客様とお話しをする中で、
もっと多種にわたってみていただいたほうがよかったかな、
と思われたようです。
こういうところが、なんとも中本さんらしいのですが、
使い心地の良い平皿や飯碗、天塩皿など、届きました。
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n*cafeさんから今月のクッキーも届きました。
鴨川夏蜜柑とローズマリー、味噌と檸檬とタイム、
玉葱とマスタード・ピンクペッパー、種と実、抹茶と自然塩…
そしてマメマメクッキー。
赤大豆、黄粉、豆乳の入ったまさにマメマメなクッキーです。
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お待たせしました!のお久しぶりなのですが、
舞良雅子さんから季節の布。
「小屋シリーズ」のネックウエアと、
まったくの新作のショール。
ほぼ絹で、両サイドが麻、上下が羊毛というもの。
他にも、TETOTEさんから巾着バッグ、巾着ポーチ、TUTU、
佐々木ひとみさんからスカーフが多種届きました。
土日は、純也さんの器を使った窓辺カフェも開きます。
土曜は、ホンマユミコに、イナガキサナエ、ミチ。
日曜は16時までの営業ですが、ホンマユミコとイナガキサナエでお待ちしています。
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と、ご紹介しましたが、金曜日、
イナガキサナエ、ホンマユミコ、うさ村さんは「galleryらふと」でしたので、
上記の作品、まだ見れていないのです。
カネヤスエドガスキーさんとみっちーが画像を送ってくれました。
で、私たち3人は何をやっていたかというと、「工房からの風」に向けての編集会議?
それも、今年ではなく、来年の企画に向けて。。。
能登、輪島からお越しいただいた塗師赤木明登さんを囲んで、
縄文の話、奥の細道のこと、角偉三郎さんのこと、ビオワインのこと、
この冬に行われたマンダリンホテルでのデンマークレストランnomaのこと
・・・
ふくふくふくとあちらこちらに話が膨らんでいきました。
招集された?編集部員+ご近所さん作家(笑)ものすごい貴重な機会だったのでは!
お天気にも恵まれて、「galleryらふと」は、ちょうど初夏の楽園のよう。
風が抜ける爽やかな空間は、
「次のこと」に向かう顔合わせのようなちょっと緊張の面差しのひとたちを、
いつしかふっと和やかにしてくれたのでした。
あ、和やかにしてくれたのは、空間だけではありませんでした。
ホンマユミコが用意してくれたオープンサンドなどが、
私たちが愛用している20年選手の赤木さんの器に盛られてこの場に共にありました。
赤木さんも目を細めて、懐かしがられて。
今はまったく同じものは作っていないそうですが、その当時の素材のこと、
文様のことなどもお話しくださいました。
・・・
能登ではずっとその地に暮らす人を土の人と呼び、
よそから来たひとは、風の人と呼ぶそうです。
赤木さんは、もう30年近く能登に暮らしていても、風の人なのだそう。
風の音、という冊子を編んでいますけれど、
これとは別に、もっと骨太で根を深く作り手の考えに触れて、
共に思考を深めることがしたい。
そんなことを漠然と思い続けて数年、
ようやく今日、地面から芽が立ち上がってきた想いです。
「じゃあ、風の音じゃなくて、土の声だね」
なんともするりとタイトルまで決まって。
機は熟して、あらたな扉を開いた気持ちです。
こちらも、折々お伝えしながら、皆さんのご意見も伺わせていただきたいと思っています。