URIZUNさんの布

ソノヒカリ テノヒカリ
新宿伊勢丹本店5階 センターパーク
3/9(水)-15(火)
10:30-20:00

:::

3月ですね。
昨晩、温暖な鴨川でも、雪がうっすら積もりました。
けれども、底冷えすることもなく、光はまさに春。

ヒナタノオトでご紹介しているものは、
素材の恵みと手の技術、そして今に響く作り手の感性の生み出したもの。
そのような中から、春の光のもと、伊勢丹での展示にむけて、
20人の作家の作品をご紹介します。

まずは、染織のURIZUNさんです。

:::

IMG_7409

Q
糸の光を丹念に掬いだすかのように、
こまやかに織りあげるURIZUN、下地康子さんの布。
「ソノヒカリ テノヒカリ」展には、どのような作品を出品くださいますか?

A
自然の営みが厳しい冬を乗り越え、大きくゆったりと力強く動き出す、
春の喜びを感じられるような天然染料で染めた約50色の糸を使い、
素材は絹をメインとした薄物の大判ストールと小ぶりの正方形のスカーフを出品いたします。

IMG_7456

URIZUNさんの大判のストールをまとうえば、まさに光を羽織るかのよう。
(それにしてもこの細い糸。どれだけ集中して織っていらっしゃるのでしょう。。。)

また、小ぶりの正方形のスカーフは、珍しい作品ですね。
そういえば、コンバースにポニーテールの下地さんが、
首元にくるりとスカーフをまいていらした、爽やかな姿を思い出しました。
軽快な春の装い、ですね。

Q
下地さんが感じる素材の光は、どのようなところですか?

A
やはり、何といっても、色と糸の繊細さに光を感じ惹かれてしまいます。

私は、天然染料での染作業に、最低でも3日程かけてじっくりと染め上げていきますが、
染色後しっかりと洗い、浸透されなかった染料を落としきります。
この作業を丁寧にすることで初めて美しく発色してくれると思っています。

このように染めた糸の、タテ糸とヨコ糸が交わる織色、それを重ねて光にかざすと見えてくる色、
また、身体にまとったり巻くことで出てくる色、この無限な色の広がりに心奪われてしまいます。

IMG_7360

沖縄で生まれ育った下地さんの心には、限りないヒカリと色の鉱脈が渡っているように思います。
その豊かな滴りのような輝く布、ぜひ見て、触れていただけますように。

URIZUN下地康子さんは、初日3/9(水)と3/15(火)に会場に入らっしゃる予定です。
12(土)も在店くださることになりました!!