後期独立ブースに出展くださるAnim uniさんからのメッセージをご紹介いたします。
Q
Anima uniさんは、今展にどのような作品を出品くださいますか?
A
金・銀・天然石を用いた春めいた装身具をいろいろとお持ちいたします。
新作
水栽培がモチーフのシリーズ
「根を想う –根のさきは星の中心を指している- 」
毎年冬になるとヒヤシンスを水栽培しています。
するするとまっすぐに純白の根を伸ばす様は
春を知らせる時計のようで飽かず眺めてしまいます。
時間をかけて集めてきた球根のかたちをした南洋パール・あこやパールを用いて。
まあ、ほんとうにヒヤシンスの球根のよう!
ピンブローチなのだそうですけれど、愛らしくって上品で。
植物に心を寄せるAnima uniさんならではの新作ですね。
「野苺」
工房からの風15回展記念に。庭の片隅、ルバーブの隣で
真冬以外は逞しく花を咲かせ実をつける野苺から象って作りました。
きゅんと甘酸っぱいけれど甘過ぎないさじ加減の仕立てです。
庭仕事もまめまめしい「緑の指」も持つAnima uniさん。
この作品も植物の息吹をそっと閉じ込めたかのようで。
Q
Anima uniさんの「工房からの風」の思い出をお聞かせくださいますか?
A
華やいだくうきとざわめきのなかで、「一日で一年分の人を見た」
とあっぷあっぷしていた初出展時を懐かしく思いだします。
まっさらな気持ちで自らの仕事に取り組み続けた結果、
それをまた尊んで手に取ってくださる方々がいるのだという
あの日受けた感銘としあわせな気持ちをまた作品にしてお返したいともおもいましたし、
それらはその後つくり続けていく上でどんなにか心強い屋台骨となってくれたことでしょうか。
今や私のブレーンともなってくださっているAnima uniさん。
出会いは2012年の第10回展のときでした。
この場をきかけのひとつとして世に出た方が、
次に出ていく人たちを心から応援していく。
こんな夢のような循環を、Anima uniさんたちが実践して現実のこととしています。
初出展時のご紹介ブログはこちらです。
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また、ホームページはこちらになります。
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Anima uniさんの在店日は以下のように。
3/22 (水) ◎ 10:30 – 20:00
3/23 (木)
3/24 (金) ◎ 11:30 – 20:00
3/25 (土) ◎ 10:30 – 20:00
3/26 (日) ◎ 10:30 – 20:00
3/27 (月) ◎ 11:30 – 20:00
3/28 (火) ◎ 11:30 – 20:00
今のフレッシュな心のままに、素材のすばらしさを個々に見出した装身具の数々。
どんなにか美しい展示になることでしょう。