デンマークでの時間から

「クリスマスに工芸を灯して」
開催中です。

昨日は、飛び入り?というか一年越しのリクエストの
薄井ゆかりさんからの裂織りバッグがさまざまに到着しました。

また、完売でした萩原朋子さんの干支のオブジェ(いのしし)と陶作品、
吉野千晴さんの絵付け磁器、繍 ~ぬいとり~さんのスカートとポーチ、
世良順さんのピンバッチなどが新たに届いています。
ちょっと更新が追い付ていませんが、
インスタ担当のあおさちゃんが間もなくアップ予定です。

今年の9月、デンマークツアーを行いました。
デンマーク渡航歴22年になりますが、ツアーを企画したのは初めて。
ニットで世界的に活躍されるマリアンネ・イサガーさんとのご縁から、
イサガーギャラリーで展覧会を行うこととなって、
参加者を募ったところ、9組10名の作家と
ヒナタノオトのお客様2名様をご案内して向かったのでした。

作家の方々はこの方々
Anima uni / 勢司恵美 / 鈴木有紀子 / 竹村聡子
RIRI TEXTILE / 松本陽菜 / 針の森 / 加藤キナ/舞良雅子
(敬称略)

ここに、このツアーのご縁の素、画家の今井和世さんと、
同行のスタッフ佐藤暁子が織り作家nomamaとして加わって、
12月15日(土)から、ヒナタノオトで作品展を行うこととなりました。

デンマークの方々に伝えるために、そこはかと日本、和を意識しつつ、
それぞれの制作をきちんと伝えられるように構成した展覧会。
初めてのことでしたので様子もわからず行いましたが、
予想をはるかに超えたお客様の反応や、ツアー中に感じた感動を
日本に帰って作家の方々がそれぞれに作品に反映させてくださいました。
なので、タイトルは
「デンマークでの時間から」

1点ずつ画像をご紹介しますね。

Anima uni 長野麻紀子さんは、琥珀を使った作品を。
琥珀、アンバー。その魅力的な素材を愛するアーティストとの出会いから、
長野さんの目と心に適った選りすぐりの琥珀が作品になって登場します。
私の心には、浜辺でも一心に琥珀を探していた長野さんの姿が美しく蘇ります。

勢司恵美さんの竹籠。
この旅のムードメイカーでもあった恵美さん。
籠編みの実演もしてくださったり、衝(笑)撃シーンがあれこれ思い出されますが、
そんなこんなはヒナタノオトで(笑)
この持ち手つきは、デンマークで訪ねたアーティストの素敵すぎる家々での印象からでしょうか。
薪ストーブ脇にはどのお宅にも素敵な籠がありました。
竹はデンマークには自生していませんし、その美しさから皆さんとても関心を持たれていました。

キャンドル先進国?の北欧、デンマークで鈴木有紀子さんは
たくさんの美しい印象的なシーンを心に灯されたのではないでしょうか。
デンマークではろうそくのない時間って考えられなくって、
たくさんのろうそくが売られています。
私も以前は重いろうそくをせっせとスーツケースに詰め込んで帰ってきていましたが、
有紀子さんのろうそくと出会ってから、かの地でろうそくを買って帰ることがなくなりました。
有紀子さんのろうそくより美しいと感じるろうそくに出会えないから。
使うシーンの美しさは格別ですけれど、ろうそくそのものは、
有紀子さんの作品がほんとうにすばらしいと感じています。
いわゆるアート的なキャンドルはあるのですが、灯す時間に静かに美しいろうそくって、
そうないんですね。
その作り手である有紀子さんがデンマークでの時間を経て、
どのような作品を生みだしてくださるのでしょうか?

アルパカ!
そう、イサガーさんのところには、アルパカ、モヘア、羊さんたちがいたのでした。
いつも飯田の工房周りでヤギと親しむ竹村聡子さんは、
アルパカを銀彩で描いたポットを作られたのですね。
ほかにどのような絵付けの器を出品くださるのでしょう。
楽しみです。
(実は竹村さん、ツアー中にお誕生日を迎えられていて。。。
サプライズで、デンマークの方々にも祝っていただいたのでした。
感動の!その様子も含めた映像を佐藤暁子が35分に編集してくれました。
ツアーの様子、ヒナタノオトでぜひご覧くださいませ)

RIRITEXTILE の和泉綾子さん。
わぁ、いつもの作品とかなり違った印象ですねー。
イサガー工房でみんなで草木染めをした糸を使っての制作ですね。
マリアンネとともに染めた様子も映像に残してあります。
和泉さんのデンマークでの時間を経た作品、楽しみですね。

松本陽菜さんは、ヒナタノオトでは始めまして!
和泉さんの大学の同級生で、京都でご家族で染織工房を開いていらっしゃいます。
染めのプロの方にも、マリアンネの染めは目からうろこ?の大胆さだったのでは。
どんな作品が届くのか、私たちもとっても楽しみなのです。

針の森 狩野綾子さん。
いつもは和を意識せず、むしろモダンで新鮮なこぎん刺しを展開する狩野さんに、
今回はあえて日本らしさってなんでしょう。。。
と問いかけるような作品をデンマークに向けて制作いただきました。
展覧会でも大好評でしたー!
大ぶりのティーコゼに緻密に刺されたこぎん刺し。
多くの方々の心に響いていましたね。
そして、デンマーク人の方々にワークショップも!
言葉を超えて、針を介した交流の時間でした。
イサガー工房で出会ったたくさんのアーティストの中で、
とくに狩野さんの心にビビビときた方がいらしたのです。
伸びやかなセンスを豊かに制作に表すひと。
その方からほどかれた感覚をもとに、
自己刷新されたこぎんにとどまらない作品展開が生まれだしたようです。

加藤キナさん。
ご夫婦で参加くださったおふたりは、着物もご用意くださって、
日本らしさを作品とともに表現くださいました。
(おふたりのいつもの礼儀正しい立ち居振る舞いそのものが、異国ではいっそう美しく感じられました)
革で制作された花のコサージュがとても好評でした。
花を愛する心は共通なんですね。
鹿角の細工のデモンストレーションも、食い入るように見入る方が多かったです。

舞良雅子さん。
クールビューティーなその姿のままに、作品展示もまさにクールビューティーでした。
身体(指)を使って、その場で絹糸を織っていく制作公開も。
多くの方々と交流されていました。

ヒナタノオトでの今展では、現地でお世話になった今井和世さんの絵画と、
同行した佐藤暁子(nomama)の作品も展示しますので、お楽しみに!

この展覧会、テレビ局が取材くださって、イブニングニュースで流れたのです!
→ click

恵美さんや舞良さんの雄姿?も映っています。
(私は急にマイクを向けられ 急な質問に答えたので、
落ち着いているようですが、変なこと言っていてなんだかなーです・・・(苦笑))
途中、武士?が粛々と歩いているシーンもぜひ見つけてくださいね。

デンマークツアーで撮影した画像、あらためてブログでご紹介します。
まずは長くなりましたが、15日からの「デンマークでの時間から」のご案内でした。
(「クリスマスを工芸に灯して」も同時開催です)