牛平安代さんの木彫作品

土日、針の森さんと牛平さんが在店くださいました。
はじめましての方々、再び、三度、、、と重ねてご覧くださる方々。
展覧会って、作品を通して言葉や想いを交わすことに意味があるって思っています。
ご来場くださった方々の心がふんわり、豊かになってもらえますように。
そして、作り手のこれからの創作に豊かな養分となりますように。
そんな想いで展覧会を開きます。

(なので、どうか転売の方はお越しになりませんように。。
このブログで作品紹介をするのもためらわれますが、
そのことで、もっと知っていただきたい方々、届いてほしい方に
届けることへのブレーキがかかることが本意ではないので、
思い切って少しご紹介します。
作家のご希望で転売の方への販売はいたしませんので、
念のため、書き添えますね
関係のない、ほとんどの皆様はご放念ください)

案内状にも掲載した女性像

りんごが
ゆっくりと
ゆっくりと
降りてくる
赤く輝く幸福の実

彼女はずっと遠くを
遠くを見ている

草原で
朝露の残る草原を
音もなく走る

タモ

蝶がひらひらと
飛んできた
お花をかかえた私には
気づいていないのね

イヌマキ

君を乗せて
どこまでも行くよ
僕たちはずっと
一緒さ

鏡の中にいる私

イヌマキ

+++

ブローチにも小宇宙が

 

黄金色に揺れる麦畑
温かい風を抱きしめる
ありがとうをどこに言えば
いいの

柘植(ツゲ)

街には小さな教会があった
赤い屋根の教会には鳥が
いつも遊びにくる

イヌマキ

白い鳩が飛んできた
赤い実をつけた枝をぽとりと
窓辺へ落とし飛んでいった

柘植

天使はじっと
街の明かりを数えた

イヌマキ

陽だまりの中で
大きなあくびを一つして
また眠ってしまった

イヌマキ

+++

どの作品にも、小さな紙片が添えられて、
そこにはつぶやきのような言葉のかけらが綴られています。
さりげない絵とともに。

牛平さんのぎゅうっと集中した制作の時間の中から滴り落ちた珠玉のひかり。
ぜひ、会場でご覧いただけますように。。。

2日木曜日16時まで、ヒナタノオトでお待ちしております。