ね、は音と根?

虹のねはるか
ちかくとおく瞬く

Anima uniさんの個展の素敵なタイトル

昨秋、アイスランドに行かれた時に巡り合った
たくさんの虹。
そこから始まった今展のテーマ。

虹のね

の「ね」。
私は「音」、だと思っていました。

でも、それは「根」だったんです。
虹の根
始まりなのか、終わりなのか、はたまた半ばなのか。
いずれにしても、架かった虹が地平線に触れている姿から
「虹の根」という言葉を紡ぎ出す感性。

そして、あえて「ね」とされたのは、
やはりどこかで「音」をその言葉の中に潜ませているのでは・・・。
そんなことも思ったりしたのでした。

画像は、搬入時夕方に撮ったので、色味がよくなくってすみません!

純銀を用いたのが、今展の新作のメイン。
純銀の粒を、石目をつけたハンマーでこつこつたたき続けてこの丸いかたちを生み出すのだそうです。
その丸味の妙なる姿の連なり。

こちらは拾い集めた石で作られたブローチ。
案内状のメインにもなっていますね。
画像は横たえて撮っていますが、実際につけたタテの状態もひときわ美しく。

植物を育てるのが上手なGreen Thumb(緑の親指)の持ち主でもある長野さん。
ご自宅の庭では、エルダーフラワーが咲き満ちて、
幾種ものベリー類が実り出したと、満面の笑みで話してくださいます。

初夏の植物の息吹きをまといながら、
それらの一瞬、一瞬の輝きを金属や石に留めていくかのように
装身具を作られているのでしょうか。

Anima uniさんの代表的なラインのひとつでもある石の作品群も充実しています。

水耕栽培ポット

ロンドン大学で4年間ファインアートを学ばれた長野さん。
いつも空間には、かそけくもぎゅっとパワーを秘めた
アートピースが散りばめられています。

作者、長野麻紀子さんは
5/18 (土) , 19 (日) , 22 (水) , 25 (土) , 26 (日)
に在店くださいます。
ぜひ、お出かけくださいませ。

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今回、充実の制作時間を持たれた長野麻紀子さんですが、
唯一の心残りが、下地康子さんの個展が見られなかったこと!
とのことでしたので、お願いしたのでした、下地さんの作品の継続展示を!

図らずも、Anima uniさんの世界観ととくに響く白の輝きが豊かな作品群。
10点ほどの下地康子さんの作品がございますので、
あわせてぜひご覧くださいませ。
空色の扉の中で、お待ちしております。